[新宿八犬伝 第五巻]

横浜を皮切りに京都、松本、福岡、そして新宿の全国5か所で公演を行う「新宿八犬伝 第五巻―犬街の夜―」、
各地でゆかりのあるベテラン女優さんに特別出演を頂いています。
今日はそのうちのお一人、新宿公演特別出演の銀粉蝶さんを交えての稽古でした。


銀粉蝶さんは80年代、劇団「ブリキの自発団」で看板女優として活躍されていたそうです。
定番の男装役がかっこよかったとか、「最後のアングラ女優」の異名があるなど、その時代の小劇場シーンを彩った方だと耳にしました。

私は最近のドラマ等でお母さん役などを拝見していました。なので、こういう話を知ると新鮮です。
実際に見れなかったのが残念!
自分の知らない時代の話はすごく楽しそうに聞こえますね。


物語の鍵となる重要な役。
これまで稽古に参加した京都公演の鴨鈴女さん、横浜公演の五大路子さんのお二人とはまた違った味わい、
女性らしいかっこよさを感じました。


稽古の合間には、川村毅や演出助手の小松主税と打ち合わせ。
川村毅からイメージを伝えるだけでなく、銀粉蝶さんからも小道具や衣装などのイメージやアイデアを出していました。
これが本番でどう活かされているかは、本番を見てのお楽しみです。

銀粉蝶さんは新宿公演のどこかで登場です。
お楽しみに!

(金子)