[新宿八犬伝 第五巻]


こんにちは。ようやく残暑も和らぎ、いよいよ秋の到来でしょうか。気づけば空も高くなった今日この頃、皆様はいかがお過ごしですか?
気づけばあっという間に東京での稽古は残りわずかとなりました。


今回、公演各地のオリジナルキャストもいらっしゃるので、出演者はなんと100人います!
キャストの皆さんそれぞれ個性的。お一人ずつ紹介できず残念ですが…


稽古場レポもラストスパート、われらがヒロインをご紹介!!
今回非常に重要かつ、物語の核心となる役どころを演じます、広田レオナさんです。


広田さんと言えば、しっかりとした美学をお持ちの映画女優というイメージ、
最近はバラエティ番組などで垣間見せる不思議なイメージ、でしょうか。


実は、幼少の頃よりバレエの英才教育を受け、ベルギー王立芸術学校「MUDRA」に日本人として初めて入学、
バレエのほか、アクターズスタジオの講師からスタニスラフスキーのメソッドを徹底的な学んだ<舞台人>なのです。

あるアクションの研究をしているところ、

広田さんがやるとどうしても手がバレエっぽくなるのに苦労してるご様子でした…。


稽古場に現れる姿は、やはり神秘的でクールビューティー
役柄も完成に近づき、稽古中はやはりミステリアスで、ある意味現実離れした空気をまとっています。
儚く、美しく、正体不明で、それでいて淡いやさしさがにじみ出ている演技がシーンにぴったりはまっています。


小林勝也さんと。


そんな広田さん、本当はとっても気さくでおちゃめな方なのです。

ひとたび休憩となれば、スタジオで唯一冷蔵庫のあるスタッフルームに立ち寄って、色んな楽しいお話しをしていかれます。

健康のこと、お友だちのこと、バレリーナ時代のこと、息子さんや娘さんのことなど、
広田さんが日常を大切に生活している様子が伝わってきます。
くったくなく微笑む広田さんの可愛らしい口元に、ドキッとしてしまうこともしばしばです。


テレビや映画とはまた一味違う、広田レオナさんの魅力、素敵です。
お楽しみに!!


出演者の柳生てるみんと舞台監督・村田明さんと。

(神)