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波田野です。ますます加速中の四日目です。
装置のあれやこれやも試しつつ、今日も引き続きいろんな組み合わせで演じていきます。
もはや皆さん、台本にはほとんど目を遣りません。
金土日の三日間で、全員が戯曲を一本まるまる通して演じることが川村さんから発表され、
男女ペアをくじ引きで決めました。
またまた参加メンバーの声をお届けいたします。
占部房子さん。
『稽古4日目です。おくればせながら、このお芝居のおもしろさが、やっとこさわかってまいりました。がんばりますぞ』
宮沢大地さん。
『まだまだ先が見えません。ずっと、緊張しています。ずうっと…』
岡田めぐみさん。
『初めて触れる世界で、不安とドキドキでいっぱいです。全然届かない!! 早く楽しめるようになればなぁ…と思います。新しい世界、見れますように!!』
亜坊さん。
『未熟ですネェ、未熟者。おいらチンパンジーだ。どうにかせなアカン』
稽古の終わった後も、何人かが残ってミーティングを続けています。お互いの人物像や物語への解釈をぐんぐん深めつつ、さらに高いところを目指しています。あ、いま、演技がはじまりました。あちらこちらで『路上』の世界が繰り広げられています。明日はいったんワークショップはお休み。迫り来る三日間をそれぞれが迎え撃つ準備をしながら、じっくりと新宿の夜は更けていくのでした。