ハロー!
トゥデイはリハーサルルームにあの方がいらっしゃいました。もうおわかりですね?

そう、声の出演・ルー大柴さんです。
間近にお会いしてみると、とても声の良い、ダンディーな方でした。

録音前には、いつもセリフを合わせる、つまりはリハーサルをするのですが、ルーさんは一回で川村さんからOKが出ました。さすが、時間も「MOTTAINAI」?!
ところが一発OKにルーさんも驚かれたようで、「一服してからにしましょうよ!!ちょっとドリンクでも…」としっかりルー語を使っていました。


そして、いざ録音。

川村さんも絶賛したルーさんの声の演技。どう仕上がったかは劇場にて!!

マイクの前で話し出したルーさんは確かに『クリオネ』の「国仲誠一郎」。
観客としての川村作品との出会いが『クリオネ』<神なき国の夜>1だった私は感無量でした。
しかも今回も『クリオネ』の「国仲」役として、その後を演じるのです。
ちなみにルーさん演じる「国仲」という人物は、気まぐれで放浪癖があり、殺人を題材にした映画を得意とする映画監督。
クリオネ』のラストシーンでは手塚とおるさん演じる、自殺してしまった殺人者(?)「首塔聖人」の言葉を信じて、死体を埋めたという場所を掘ろうとします。その「国仲」の姿はとても印象的でした。



録音後、しばしご歓談したルーさんと川村さんでありました。


こうして、芝居のパーツが一つ一つ組まれていきます。
どういう作品になることでしょう?
良い席は、お早めに。
(細野舞)