京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主催公演

2006年12月15日(金)−16日(土)
京都芸術劇場 春秋座
tel.075-791-9437

15日(金)19:30
16日(土)15:00
(開場は開演30分前)

※12月14日午後6時より映像ホール(京都造形芸術大学人間館B1)にてプレ・トークあり。出演:川村毅、新井純 お申し込み・お問い合わせ先:舞台芸術研究センター<チケット料金(全席自由)>
一般 3,500円 学生&ユース(25歳以下) 2,500円
シルバー(60歳以上) 3,000円

* 当日500円Up
* 就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。
* 学生&ユースは 学生証もしくは年齢がわかるものをご提示ください。
* シルバーは年齢がわかるものをご提示ください。<チケット取扱い>
京都芸術劇場チケットセンター
075-791-8240(平日10時〜17時)

電子チケットぴあ
0570-02-9999 / 0570-02-9966(Pコード 372-594)

ティーファクトリー オンラインチケットサービス(一般券のみ)<お問合せ>
京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター 京都芸術劇場
〒606-8271京都市左京区北白川瓜生山2-116
Tel 075-791-9437 Fax 075-791-9438
E-mail:ticket@kuad.kyoto-art.ac.jp
URL:http://www.k-pac.org/



STAFF
美術:島 次郎
照明:関口裕二 balance,inc.DESIGN
音響:原島正治
衣裳:堀井香苗
演出助手:小松主税
舞台監督:村田 明

宣伝美術:マッチアンドカンパニー
宣伝写真:ノニータ
製作:平井佳子/ティーファクトリー


本作について

2月「フクロウの賭け」(シアタートラム)、6月「オトコとおとこ」(文学座アトリエ書下ろし)につづく、川村毅今年三本目の新作公演!

川村毅の新作戯曲を上演する、という劇作家カンパニーとして発足したティーファクトリー。今回も戯曲に相応しく「かつての仲間が20余年ぶりに集まって事件の解決にあたる」という設定のもと、様々な分野で実績を重ねてきたパワフルな演者たちの競演となります。

クリント・イーストウッドの映画「スペースカーボーイ」では、かつての仲間が召集されるというストーリーと、かつての名優、ライバル同士だった俳優達の競演そのものが重なり、物語に厚みを加え、より感動を創出していました。そのように、このキャストが共演しているだけで感動を呼ぶような、演者その人そのものの年輪の力も借りて、深みのある人生の悲喜こもごもを描きたいと思っています。

暗号名「黒いぬ」に、能楽界の御大・観世榮夫、「とんび」に、松竹などの舞台でお馴染みのベテラン舞台俳優・菅野菜保之、「ジャコウネコ」に、元・黒テントの看板女優・新井純、「やまかがし」に東京乾電池綾田俊樹、「北極熊」に、いわずとしれたコント55号坂上二郎。加えて川村作品にお馴染みの笠木誠、伊澤勉。初顔合わせの面々です。




ここで彷徨亭乱入!

いろいろな人が死んでいく。
死ぬのは他人ばかり。
東スポ実相寺昭雄氏の死を知り、稽古場で観世さんから木下順二氏の死を知らされた。私が今更言うまでもなく、観世さんは『子午線の祀り』を演出されており、さらに実相寺の映画『あさき夢みし』に出演している。
どこか意気消沈気味の今日の観世さんである。

そういえば大阪の朝日新聞の『黒いぬ』が掲載されている紙面で田中登の死を知った。よかったよなあ、『人妻暴行致死事件』、『色情めす市場』、『実録阿部定』。『神戸国際ギャング』ってのもあったなあ。
よかったよなあ、日活ロマンポルノ。これが十代の時見ることのできた自分ってのは幸せだよなあ。日活ロマンポルノっていいネーミングだよなあ。なんかすいたらしいよなあ。
と一日中、日活ロマンポルノとつぶやいている。

そういえばロバート・アルトマンも死んだなあ。よかったよなあ、『マッシュ』、『ナッシュビル』、『ギャンブラー』。
そういえばフィリップ・ノワレも死んだなあ。
よかったよなあ、『ぐうたらばんざい!』。これに出ていた.マルレーヌ・ジョベールって女優、好きだったなあ。『雨の訪問者』ってつまんないルネ・クレマンのサスペンスで主演していた女優。この人はまだ死んでないけど。今どしてんだろうなあ。
みんな、死んでいってしまうんだなあ。
合掌。

そういえば今日、稽古場にさすらいの貧乏ダンサーJOUがやってきて見学していった。

(たけぽんっ)

木下順二さんが亡くなった。
不思議な喪失感。明日、学校の図書館で戯曲を借りてから稽古場行きます。
同じ時代に生きられたことに感謝。
92歳。素敵な大往生。
新聞を読むものの、葬儀や「お別れの会」などの情報が見つからない。
若造が行く場ではないのだ。
なんでまだ16なんだろう。いや、歳の問題ではないや。
(細野舞)